その他

2025年3月31日

カーリースは車検代込み?必要書類やどこでできるのかを解説

カーリースは、月々一定の料金を支払うことで車を利用できる便利なサービスですが、契約期間中には車検を受ける必要があります。

本記事では、カーリースの車検に関する費用や手続きの流れ、必要な準備などを詳しく解説します。

カーリースには2つの契約パターンがある

カーリースには、大きく分けて「メンテナンスリース」と「ファイナンスリース」の2種類があります。

1. メンテナンスリース

メンテナンスリースは、月々のリース料金に車検費用や定期点検、オイル交換などのメンテナンス費用が含まれる契約です。

リース会社が整備や車検の手続きを代行するため、利用者の負担が少ないのが特徴です。

さらに、メンテナンスリースには以下のようなメリットがあります。

突発的な修理費用の心配がない:突然の故障や部品交換が発生しても、追加の支払いが不要な場合が多い。

時間と手間が省ける:リース会社が手続きを代行するため、利用者は車を預けるだけで済む。

2. ファイナンスリース

ファイナンスリースは、車両の使用料のみを支払う契約で、車検や整備費用は利用者が負担する必要があります。

コストを抑えられる反面、車検の手続きを自分で行う手間が発生します。

ファイナンスリースを選ぶメリットとしては、

月額料金が安くなる:メンテナンス費用が含まれない分、月々の支払いが低めになる。

自由な整備が可能:好みの整備工場を選んでメンテナンスを依頼できる。

一方で、突発的な整備費用や部品交換が発生した場合、予想外の出費になるリスクもあります。

カーリースの車検で発生する費用は?

カーリースの車検費用は、リース契約の種類や車種によって異なります。一般的にかかる費用は以下の通りです。

  • 法定費用(自動車重量税、自賠責保険料、印紙代)
  • 点検・整備費用(エンジンオイル交換、ブレーキ点検など)
  • リース会社の手数料(メンテナンスリースの場合)

軽自動車の法定費用は約30,000円前後、普通車では40,000~50,000円程度になります。点検・整備費用は、整備内容によりますが、20,000~50,000円程度かかることが一般的です。

メンテナンスリースでは、これらの費用が契約に含まれているため、追加負担はほとんどありません。一方、ファイナンスリースでは、車検費用をすべて自己負担する必要があります。

カーリースの車検はどこで行う?

カーリースの車検は、以下の場所で受けることができます。

  • リース会社提携の整備工場(メンテナンスリースの場合)
  • ディーラーの整備工場
  • 車検専門店(安価かつ短時間で済む)
  • ガソリンスタンド(整備対応可能な店舗のみ)

リース会社の指定工場を利用すると、スムーズに車検を受けられます。ファイナンスリースの場合は、自分で工場を選び、手続きを進める必要があるため少し手間がかかるのが特徴です。

カーリース自体の料金内訳は?

カーリースの料金内訳は主に「車両代金」「税金」「自賠責保険料」「手数料」となりますが、ここではそれぞれを具体的に解説していきます。

車両代金

カーリースにはもちろん車両本体の代金が料金には含まれます。しかし前述の通り車両価格全体ではなく、残価を差し引いた部分のみが車両代金となります。

車両代金は販売されている車の価格と同様に、車種によってリース料金は異なります。

また同じ車種でも、グレードやオプションとして何をつけるかによってもリース料金は変わってきます。

カーリースは残価設定により安いため、所有では難しい高級車種やグレードの高い車を運転できることもメリットとなります。

税金関係

車を所有する場合は各種の税金を支払う義務があり、毎年4月1日の時点で車を保有している人は「自動車税」を支払わなければなりません。

さらに車検時には「自動車重量税」もかかり、この税金は車の重量によって課せられる金額が異なる税金です。

カーリースではこうした税金が料金の中に含まれています。

しかしすべてのカーリース契約に該当するわけではなく、中には税金を含めずに設定した料金プランもあるため事前によく確認した方が安心でしょう。

自賠責保険料

カーリース料金には自賠責保険料も含まれているため自分で加入する必要はありません。

車の保険には任意保険もありますが、こちらの保険料はカーリース料金には含まれていないため自分で加入しなければなりません。

自賠責保険は必要最低限の保障となるため事故やトラブルによっては自賠責保険では事が足りないこともあります。

そのためカーリースを利用する場合でも保障範囲の広い任意保険に加入しておいた方が万が一の際でも安心です。

その他手数料・サポート料

自動車を運転している際にトラブルが発生し、例えばどこの整備工場に出していいのかわからないといった場合も起こり得ます。

カーリース利用の際に各種相談に乗ってくれるのがサポートサービスで、こうしたサポート料がカーリース料金には含まれています。

また車を保有する際は様々な手数料が発生します。

例えば「車庫証明」や「車両登録」などがこれに該当しますが、こうした代行手数料などもカーリース料金には含まれているケースが多いです。

カーリースの車検時の流れ

カーリースの車検は、以下の流れで行われます。

  1. リース会社または整備工場へ事前予約
    車検満了日が近づくと、リース会社から案内が届くことがあります。指定の工場を利用する場合は、早めに予約を入れましょう。

  2. 必要書類を準備
    車検証、自賠責保険証明書、納税証明書などを用意しておきます。

  3. 車両の持ち込み
    指定された整備工場に車を持ち込み、点検・整備を受けます。

  4. 法定費用の支払い(ファイナンスリースの場合)
    必要に応じて、重量税や自賠責保険料などを支払います。

  5. 整備完了後、車両の受け取り
    車検が完了すると、新しい車検証が発行されます。

カーリースの車検に必要なもの・準備

カーリースの車検でも準備に必要なものはマイカーの時と殆ど変わりません。

以下の書類を事前に準備しましょう。

  • 車検証
  • 自賠責保険証明書
  • 納税証明書(自動車税の支払い確認)
  • リース契約書(必要な場合)
  • 印鑑

事前にタイヤの溝やライトの点灯状態を確認し、必要に応じて整備をしておくとスムーズに車検を進められます。

車検館の車検は安くて速い

車検館は安く・速い点が強みの車検専門店です。

国家資格を持つ整備士が常駐し、最短当日でのスピード車検を実現。立ち会い説明により、整備内容をその場で確認でき、無駄な整備や費用の心配もありません。

カーリースの車検を速く、安全に済ませたい場合は、ぜひ車検館の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

カーリースの車検は、契約内容によって費用負担や手続きが異なります。メンテナンスリースならリース会社が代行してくれますが、ファイナンスリースでは費用や手続きの負担が発生します。

スムーズに車検を受けるためには、必要書類の準備や早めの予約が重要です。

費用を抑えつつスピーディーに車検を終わらせたいなら、車検館のような専門店を利用するのも良い選択肢です。

カーリースを利用している方は、契約内容を確認し、適切な方法で車検を受けましょう。

関連おすすめ記事