車検の種類

2024年7月31日

ディーラー車検は高い?費用相場からメリットまで徹底解説!

車検更新の時期が近くなると、どこで車検を受けようかと悩む方も少なくないかと思います。 そこで今回は、その選択肢の1つである「ディーラー」での車検の特徴について解説してきます。

ディーラー車検とは?

まずはディーラー車検の流れについて理解していきましょう。

まずは、見積もりの予約と見積もりを行います。予約は店頭でも良いですが、なかなか行く機会はないでしょうから電話予約やウェブ予約が便利です。

車検があることをうっかり忘れていたとしても、ディーラーによっては郵送などでそのお知らせをしてくれることがあります。 その指示に従って予約することもできます。車検当日になったら店舗に行き受付をします。

この時に見積もりが出るので車検項目を確認します。 見積もりで出た費用に納得したら、ここからいよいよ車検です。

車検を受けるにあたっての必要書類の手続きを済ませ車検を依頼します 車検が完了したら納車となります。

ディーラー車検が高い理由

充実したアフターサービス

ディーラー車検が高額になる理由の一つは、充実したアフターサービスです。ディーラーで車検を受けると、整備後の不具合に対する無償対応や、メーカー保証によるサポートを受けられるため、オーナーの負担が最小限に抑えられます。

また、車検前には費用についての詳細な説明があり、車検後にはガソリンの割引などのサービスも提供されることがあります。これらのサービスが整備の質を保証し、費用が高くなる一因となっています。

高額な事務手数料

ディーラーで車検を依頼すると、検査や運輸支局での手続きを代行してもらえるため、事務手数料が発生します。これには検査の予約や書類の提出、手続きの代行が含まれます。

これらの手続きは複雑で面倒な場合も多いため、専門家による代行サービスが求められます。

ディーラーはこの手続きを代行することで、車検のストレスを軽減する一方、手数料が高くなることが多いのです。

高い整備品質と予備整備

ディーラー車検では、整備の品質が保証されています。ディーラーはメーカーとの契約に基づき、高い技術力を持つ整備士を揃えており、メーカー基準に基づいた点検や予備整備が行われます。

これは車検に合格するためだけでなく、次回の車検まで安心して車を使用できるようにするためです。予防的なメンテナンスや部品交換が行われるため、費用が高くなるのは避けられません。

これにより、故障のリスクが減り、安全性が高まりますが、その分コストも上昇します。

ディーラー車検のメリット4つ

車検は必ず受けなければならないものですが、どこで受けるかが問題ですよね。そのうちの1つにディーラー車検がありますが、そのメリットとは何でしょうか。大きく分けて4つあるので1つずつ見ていきましょう!

1.整備の質が保証されている

ディーラー車検は、整備の質が保証されていることが最大のメリットと言えます。具体的には、「予備整備」が行われるところが多いです。

これは車検後に、本当に安全に走行できるかをチェックしてくれるものです。

予備整備は車検時にしなくてはならないと決められているわけではないので省くこともできるのですが、これがあると車検でチェック対象になっていないところの不備が見つかるかもしれません。

車をとにかく良い状態に保ちたい、安心して走りたいという方にはディーラーに依頼するもの良いでしょう。

2.純正の部品でのみ交換してくれる

ディーラー車検ならではの特徴なのが、純正の部品のみ交換してくれることです。車を車検に出すと、修理が必要な部分が出てくる場合があります。

その時に部品交換をする場合があるのですが、この時純正の部品を使ってくれるのは利点です。

純正でなくても車は修理できますし普通に走行はできますが、不具合が出ないようにするためにはやはり純正の部品の方が良いですし安心です。

3.メーカーの車に詳しい

ディーラーは特定のメーカーに精通しているため、車全般を同じに扱うのではなく、それらの個性に応じてチェックをしてくれます。

メーカーによって故障しやすい部位があったりすると、そこを重点的に見てくれるでしょう。これならばより安心ですし、さらにはそのメーカー専用の点検器具などがあるのでとても頼りになります。

特定のメーカーに精通したスペシャリストが細かく点検、整備を行ってくれるため、車検の質が高いとされています。

4.メーカー保証がある

ディーラー車検は高いというイメージがありますが、実はメーカー保証があるという点では安くなる可能性があります。

よく同じメーカーや店舗で自動車を買い替えるという方にはおすすめです。

車検は数年に1回受けなければならないものなので、その費用が少しずつ積み重なると、意外と大きな金額になってくるものです。長期的な目線を持って検討するようにしましょう。

ディーラー車検のデメリット

今まではディーラー車検のメリットについて紹介してきましたが、ここからは逆にそのデメリットについても紹介していきましょう。どちらも見て納得のいくところで車検を受けてみてくださいね。

車検費用が高い

ディーラー車検というと、やはり費用が高いところが多いです。これは車を持っている人なら既に知っている話でしょう。

ただ、ディーラーも理由がなくただ車検費用を高くしているわけではありません。上記のメリットで紹介したように、予備整備も行ってくれますし、純正部品で修理をしてくれます。

メーカーに対してのスペシャリストからの整備が受けられると思うと、費用が高くなるのも納得です。

これらのサービスからどうしても高くなりがちなため、とにかく安く、最低限の車検で良いという人にとってはディーラー車検は向いていないと言えます。

以下で、一般的な車検業者やガソリンスタンドの費用目安表にしたので参考にしてみてください。

店舗 値段
ガソリンスタンド 56,370円~
ディーラー 95,340円~
カー用品店(オートバックス) 63,230円
整備工場(小泉自動車整備工場) 68,840円

車検にかかる時間が長い

また、ディーラー車検の場合は車検にかかる時間が長いため、これもデメリットになります。

なぜ長くなるのかというと、やはりこれはメリットでも紹介した予備整備など、他ではあまり行わないしっかりとした点検が入るからです。

車の状態などによって日数が異なることもあるので、気になるなら問い合わせてみましょう。 以下はディーラーとその他の車検業者、ユーザー車検でかかる車検日数を表にしてものです。

ディーラー車検 その他の車検業者 ユーザー車検
車検日数 1日~数日 1日 1日

ディーラー車検にかかる費用

ディーラー車検にかかる費用は高いと書きましたが、その費用を決めるのは車の種類にもよります。小型車なのか中型車なのか、それとも普通自動車なのか大型車なのか…。

これらそれぞれに法定費用が定められているので、それと合わせて車検基本料金やその他の諸経費の合計を見てみましょう。

小型車の場合

法定費用は43,430円で、車検基本料金やその他諸費用を合わせると85,090円になります。

中型車

法定費用が51,630円で、車検基本料金やその他諸費用を合わせると合計金額は93,730円になります。

普通自動車

法定費用が44,300円、車検基本料金やその他諸費用を合わせると合計金額95,930円になります。

大型車

法定費用が59,830円で、車検基本料金やその他諸費用を合わせると合計金額が106,220円となっています。 これらはそれぞれの車種の例なので参考程度に見てくださいね。また、メーカー保証が適用された場合は1万円~2万円程度安くなります。

ディーラー車検を安くする方法はある?

では、このように高いディーラー車検を安くする方法があるのかについて見てみましょう。もしあればぜひ考えておきたいものです。 ディーラー車検をするなら、3月か9月は狙い目です。

なぜなら、3月と9月は決算期のため、車検台数の目標値をクリアするために、値段を少し安くしてくれたり、サービスの質が良くなったりすることがあります。

ただ、車検には有効期限があるのでその月に上手いこと車検ができるとは限りませんよね。そんな時は月末にしてみましょう。この理由は決算期と同様で、少しでもその月の売り上げを伸ばしたいためサービスされる可能性が高いからです。

「車検館」の車検は”安くて早い”

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