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2021年9月2日

廃車を放置するデメリット4選|車の劣化を遅らせる方法も解説!

廃車を考えていても、処理方法がわからないからと放置していませんか?

実は、不要な車を何もせず放置するのは、デメリットばかりです。余計な費用やトラブルの原因になるので、使用しない車は放置せず適切に処理しましょう。

この記事では車の放置によって起こるデメリットや、乗らずに保管する際に車の劣化を遅らせる方法を解説しています。

不要な車のおすすめ処理方法も取り上げていますので、参考にしてください。

車を放置したままにするデメリット

乗らなくなった車を、廃車しないまま放置するのは、デメリットしかありません。車両の劣化が進み、余計な費用負担が発生してしまいます。

また、再度乗ろうと思っても、動かなくなったり車検切れで公道を走れなくなったりと余計な手間もかかります。

車のパーツが劣化する

車は定期的に動かさないと、パーツの劣化が早まります。

  • 自然放電によるバッテリー上がり
  • 潤滑オイルの油膜切れや酸化ガソリンによるエンジン故障
  • タイヤの空気抜けと凹みや亀裂の発生

他にも内部の部品が傷み、次の運転時にトラブルを起こしかねません。

長期間放置したあと、劣化に気づかないまま運転すると、事故につながる危険性もあります。安全に乗るためにも、車の放置はおすすめできません。

自動車税などの維持費がかかる

車を所有していると、税金や駐車場代などの費用負担があります。

自宅に車庫がある場合、駐車場代は気にしなくても良いでしょう。しかし駐車場を借りている場合、その費用は馬鹿にできません。地域によって金額の差はあるものの、駐車場代は、年間数万円から十数万円ほどの負担です。

自動車税は車の排気量・年数により異なりますが、毎年数万円を所有者が負担します。支払わないでいると延滞金が課せられ、財産差し押さえになることもあります。

撤去費用がかかる場合もある

車が不要になったからといって、道路や空き地に放置してはいけません。撤去費用や違反金などの支払いが生じてしまい、余計な負担が増えてしまいます。

一般道や国道などの共有の道路に車を放置すると、警察によって「放置車両確認標章」が貼られます。これは、いわゆる駐車違反の張り紙のことです。

剥がしてもらうには、警察に出頭して違反金を支払う必要があります。さらに、車をその場所に放置した使用者は、違反点数を取られます。

私有地に放置すると警察に通報されたり、土地の所有者から撤去要請が来たりするでしょう。撤去費用の支払いだけでなく、放置車両によって土地が使えなかったとし、損害賠償請求される恐れもあります。

車検が切れると運転できなくなる

車検が切れた車は、原則として公道を走れません。

車検切れの状態で走行すると、刑罰の対象です。また、定期的な整備ができていない状態の車では、事故発生リスクも高いでしょう。

車検更新するには、一時的に公道を走れるよう許可を取る必要も出てきます。売却や廃車処分するにしても、自走できないのでレッカーなどで動かさなければなりません。

乗らない車の車検更新を怠っても罰則はありませんが、このようなデメリットがあります。

車の劣化を遅らせる方法

車を使わずに長期間放置すると、車両の劣化は避けられません。

しかし、やむを得ず乗らなくなった車を、廃車せずに置いておきたいケースもあるでしょう。

そのような場合、車の劣化を軽減する方法を解説します。

ガソリンは半年を目処に変える

ガソリンにも使用期限があるので、半年ほどで交換しておきましましょう。

概ね半年を過ぎると、ガソリンは劣化します。揮発成分が抜けて不純物が混じり、酸化・変色してドロドロの状態に変化していきます。

強烈な刺激臭も発生し、放置するとエンジントラブルの原因になります。故障すると部品の分解整備や、交換が必要になり、手痛い出費です。

車を長期間保管する場合は、定期的にガソリンを交換しましょう。

バッテリー上がりを防ぐ

車のバッテリーは運転しない時、少しずつ消費されています。充電がなくなり、バッテリーがあがったまま放置すると、バッテリー劣化させてしまいます。

また、車を動かす時にバッテリーが上がっていると、エンジンを損傷させたり、サイドブレーキが動かしにくくなったりします。リモコンキーになっている車の鍵も、バッテリーが上がっていると作動しません。

劣化したバッテリーは寿命が短くなり、充電しても数日で上がってしまうようになります。

定期的に充電し、バッテリー上がりを防ぎましょう。

窓を開けて換気をする

車の中は湿気が溜まりやすいので、定期的な空気の入れ替えも重要です。

長期間、換気しないで放置していると、シートやマットにカビが発生する原因になります。悪臭が発生し、衛生的にも良くありません。

時々、窓やドアを開けて換気し、湿気取りを置くなど対策しておきましょう。

タイヤは圧を強くし、接地面を定期的に変える

タイヤは同じ面ばかり地面に接していると、その部分だけ負荷がかかり続けます。そして一部分だけが平らになってしまう、フラットスポットができます。

フラットスポットは、できてしまうともとに戻らず、交換するしかありません。タイヤ4本とも同じ状態になっていればかなりの出費です。

これを避けるには、定期的に車を動かすようにし、タイヤの接地面を変えるようにしましょう。空気圧も高くしておくと、変形しにくくなります。

ゴム部品に保護剤を塗り、油分を補給する

車にはゴム製の部品も使われており、ゴムは劣化しやすい性質があります。エンジンルーム内のゴムホースや、ドア周りのウェザーストリップ類、ドライブシャフトブーツなどゴム製です。

これらの部品は放置していると乾燥し、弾力が失われ、ひび割れが起きやすくなります。傷んだ部品は、トラブルの原因になるでしょう。

油分補給のため、定期的にシリコンスプレーなどの保護剤を塗るようにすると、劣化を遅くできます。

不要な車のオススメの処理方法

不要な車の処理方法としておすすめなのは、次の3つです。

  • 自分で車を抹消登録する
  • 買取業者に売却する
  • スクラップに出して廃車する

順番に説明します。

自分で抹消登録をする

長期間使わない車は、運輸支局または軽自動車検査協会に行って、抹消登録すると自動車税の負担がなくなります。

抹消登録には「一時抹消登録」「永久抹消登録」があり、再び乗る可能性のある車なら一時抹消、もう乗らないので解体処分する車は永久抹消をします。

自動車税は払わなくても良い

抹消登録すると車の戸籍が消えるため、毎年の自動車税がかからなくなります。

また、払い済みの自動車税は月割で還付されるので、乗らないと決まれば、早めの手続きがおすすめです。

手続きが面倒

自分で車の抹消登録をする場合、運輸支局や軽自動車検査協会に行きます。しかし、窓口が開いているのは平日です。土日祝日は手続きができないので、仕事の都合をつけるのが難しい人は、手間に感じるでしょう。

印鑑証明をはじめとする提出書類の準備や、ナンバープレートの取り外しもあります。一時抹消してから再び車に乗るときは、改めて登録手続きに行く必要があるのも面倒な点です。

買取業者に売る

車種や状態によっては、意外と高値で買い取ってもらえることもあります。人気の車種は買いたい・欲しいという人が多いため、多少古くても値段が付く可能性があるのです。

とはいえ部品が劣化し、車としての価値が下がると値段も安くなるので、不要な車は早めに売却したほうが良いでしょう。

車検切れになっている場合も、相談すれば出張査定してくれるなど、車を持ち込まなくてよいこともあります。移動に費用がかかる場合も、買取金額と差し引きで、負担を抑えられるでしょう。

車の処分に必要な手続きも、買取業者が代行してくれることもあり、手間も省けます。

スクラップに出す

買取業者に相談しても、車としての価値がないとみなされ、値段が付かない場合は廃棄処分となります。

車を解体処分してくれるスクラップ工場では、価値のなくなった車を資源として買い取ってくれることもあります。鉄やアルミニウムなどの金属は、再利用できる貴重な資源です。

ただし買い取ってもらえても、車の移動費用との相殺や、相殺しきれない分の費用負担が発生することもあります。廃車時の抹消登録までは引き受けてくれないこともあるので、注意しましょう。

廃車買取業者の場合は、解体処分から抹消登録まで行っている場合があります。

まとめ

不要な車を放置するのは、デメリットしかありません。

車の劣化が早まり、乗らない期間も税金や駐車場代といった費用負担があります。車検が切れてしまうと公道を走れず、駐車場から出すにも手間がかかります。

しばらく乗らないけれど再び乗る可能性があれば、一時抹消したうえで、車の劣化を防ぎながら保管しましょう。

廃車する場合は、買取業者への売却か解体処分を検討しましょう。買取業者で値段が付かなかった車も、解体処分業者が資源として買い取ることもあり、廃車費用の節約になります。

使わない車は放置せず、適切な処理を行いましょう。

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