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2021年4月30日

格安車検は危険?安い理由とメリット・デメリット解説!

車検が受けられる業者が多様化している中、高額になりがちな費用を抑えるために格安車検を検討している方も多いでしょう。 言葉通り車検を安く受けられるならやはり嬉しいですが、

  • 格安車検はどこの業者で受けられるのか
  • 格安の車検は危なくないのか
  • 費用が安くなるのはなぜなのか

等、気になる点もたくさんあります。実際車の状態や整備の希望によって格安車検をおすすめできる場合とそうでない場合があるのも事実です。 そこで、本記事では格安車検の仕組みや、どういった場合に格安車検がおすすめなのか等を説明していきます。

格安車検とはどの業者のこと?

車検を受けられる代表的な業者は次の4つです。

  • ディーラー
  • 整備工場
  • 車検専門店
  • ガソリンスタンド

4つの業者の車検はそれぞれ特徴があり、どこで車検をするかで検査項目の数や整備点検の費用が大きく変わります。 この中で格安車検と呼べるのは車検専門店やガソリンスタンドの車検です。 ディーラーでの車検の相場が車種によって7万円から12万円であるのに対し車検専門店は5.3万円から7.9万円、ガソリンスタンドは4.6万円から8.5万円。2万円から3万円も金額に差があります。

格安車検は危険?安い理由とは?

ディーラーの車検と比べてかなり低予算で受けられる格安車検ですが、中には「安かろう悪かろう」で危険なのではと考える方がいても不思議ではありません。 費用が安い理由は格安車検を行う業者は車検に通すための最低限の点検や部品交換だけを行うからです。 車検に通る基準は国が安全に車を走行できるとしている基準なので、これを満たしているなら走行上は安全といえます。 一方ディーラーや整備工場では車検に通るかどうかだけでなく、その次の車検や法定点検まで問題なく車を利用できるかどうかを基準に点検や部品交換を行います。 そのため、ディラーでは必然的に点検項目が多くなり、消耗部品なども余裕をもって交換することになるでしょう。 点検・整備の項目と交換する部品の数の違いがそのまま車検費用の差になっています。

格安車検のメリット・デメリット

格安車検はどうしてもお得な値段に目がいきますが、それ以外にもメリットがあります。また車検を頼むと決める前に把握しておきたいデメリットもあるので、それぞれ見ていくことにしましょう。

メリット

まずはメリットからです。格安車検を選ぶ一番大きな利点を2つ紹介します。

車検代が節約できる

やはり、車検代が節約できることは格安車検の一番のメリットでしょう。車検の期限か来る2年ごとに10万円近い費用を支払うのはやはり負担です。 いくらディーラーや整備工場が丁寧な点検をしてくれるとはいえ、格安車検だと数万円予算が浮くのは大きいでしょう。 特に車がまだ新しい場合や日ごろから自分でもある程度点検や部品交換を行っているという場合は、車検の時の整備があまり必要ないケースもあります。

車検にかかる時間が短い

格安車検を行う業者では即日車検を受けられることが多いです。ガソリンスタンドは店舗によって車検が終わるまで数日かかることもありますが、車検専門店だと即日どころか数時間で車検が終了することも珍しくありません。 ディーラーや整備工場だと点検項目や部品交換が多いこともあり車検に2,3日かかります。代車を貸してもらえますがどうしても扱いに気を使うのではないでしょうか。 特に日常的によく車を使う方にとっては、車検を素早く終わらせられるのはメリットになります。

デメリット

一方格安車検にはデメリットもあります。車の状態によってはあまりおすすめできない場合もあるので注意してください。

対応できない修理、部品交換がある

車検専門店やガソリンスタンドでは車検に関わる部分以外の整備や修理は積極的に行いません。そのため、もし車検とは関係ないところで不具合が見つかった場合は、整備を断わられることもあります。 部品交換についても同じで、もし店舗で扱っていない部品が必要になった場合は部品交換の取り寄せに時間を要したり、対応できない場合があります。そうなると結局ディーラーや熟練の整備士がいる整備工場に修理と車検を頼むことになります。 あらかじめディーラーにも見積もりを取っていた場合はある程度スムーズに手続きが進むかもしれませんが、そうでないと車検の期限ぎりぎりに慌てて対応することになるので精神的にも負担になるでしょう。

車本来の寿命が縮まる可能性がある

格安車検でも必要な部品を適切に交換してもらえる場合はいいのですが、中には車検に関係ないオイルなどは点検すらしない業者もあります。 エンジンオイルを交換せずにいるとエンジンに重大なダメージを与えることになり、最悪は故障につながります。オイル交換代を節約してエンジン自体に不具合が出ると元も子もありません。 またタイヤやブレーキパッドは車検にぎりぎり通るという状態のままにしておくと、車検後さほど経たないうちに危険を招くことも考えられます。 車のメンテナンスを定期的にしているならいいのですが、車検と法定点検以外にメンテナンスや自己点検を全くしない場合は格安車検では車の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

格安車検かディーラー車検ならどっち?

メリットやデメリットを上げてきましたが、結局格安車検やディーラー車検はどちらがいいのでしょうか。 この答えは状況によって変わります。 格安車検でも必要最低限の検査はきちんと行われるため危険なことはありません。特に車の状態が良好なら車検専門店やガソリンスタンドで格安車検を受けるのがおすすめです。 格安車検でもいくつかの業者から見積もりを取り点検・整備の内容を見比べることで、より納得できる業者を見つけることができます。 ただ一方で車にこだわりがある方は、車の状態をより詳しく見てくれるディーラーや整備工場に頼む方が満足できるでしょう。さらに車のメンテナンスはほとんどしないし部品の消耗度も自分ではよくわからないという場合もディーラーや整備工場に任せた方が安心です。

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まとめ

格安車検は点検項目や部品交換を最小限にすることで車検の費用を抑えています。 高額になることが多い車検を安く受けられるというメリットはありますが、ディーラー車検と比べるとやや安心感が下がるというデメリットもあります。 車にこだわりのある方はディーラー車検の方が合うかもしれませんが、値段や車検の速さに魅力を感じる場合は格安車検も考えていいのではないでしょうか。 また同じ格安車検でも点検項目や車検にかかる時間は業者や店舗により様々です。 いろいろな業者から見積もりを取ったうえで、値段とともに点検内容やサービスを見比べたうえでどの業者に車検を頼むか決めるようにしてください。

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