駐停車の際、突然起きて困るのがエンジントラブルです。
- 「気が動転して、どうしていいのかわからない」
- 「エンジントラブルって、どんな原因が考えられるのだろう?」
- 「自分で対処できない場合、どうすればいいの?」
そんな不安や疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
たしかに、エンジントラブルは頻繁に起きることではないので、予期せぬ際に発生してしまうと、原因が分からずむやみにキーを回し、エンジンをかけてしまいがちです。
そこで当記事では、エンジントラブルの原因や対処法など、具体的に解説していきます。
目次
エンジンがかからない原因と対処法
原因1.バッテリー関連の故障
「エンジンをかけようとしても無音」このような場合はバッテリーをチェックしましょう。車のエンジンを動かすためには電気が必要ですが、他にもライトやパワーウインドウ、カーステレオなどにも電気は使われています。こうした電気は普段バッテリーに蓄えられていますが、必要電気量が蓄積電気量を上回ってしまうことを「バッテリーが上がった」といい、「ブレーキ固い」「音がしない」などの特徴が見られ、エンジンがかからない原因となります。
一般的にバッテリーの寿命は2~3年といわれています。古いバッテリーを使い続けていると、突然エンジンがかからなくなることもあるため、定期的に交換するようにしましょう。
ガス欠(燃料不足)
ガソリン車が燃料切れとなり、走行できない状態を「ガス欠」といいます。また、ガソリン量は十分に満たされていたとしても、経年劣化していて走行できない、エンジンがかからない場合もあります。ガソリンは常に新しいものを一定量キープし、長期間車に乗らないといったことをできるだけ避けるようにしましょう。
ハンドルロック
エンジンがかかっていない状態でハンドルを動かそうとすると、ハンドルロック機能が作動し、エンジンキーが回らない状態になります。これは盗難防止のために車に備わっている機能です。ハンドルロックは、左右のどちらかにハンドルを回し、アクセル踏む状態でキーを回すと機能が解除されます。
セルモーター故障
セルモーターは、エンジンを動かす時に使われるモーターを指します。そのため、セルモーターに「ガガガ」などの音がし故障していると、セル回らないことでエンジンがかからなくなってしまいます。一般的にセルモーターの寿命は、使用年数で10年~15年、走行距離で10~15万kmとされているため、長年走行している車は特に、定期的に確認しておくようにしましょう。
オルタネーターの故障
オルタネーターは、車の発電機にあたる部品です。バッテリーに蓄えられている電気も、このオルタネーターから作られます。オルタネーターが故障してしまうと、発電ができなくなってしまうため、エンジンもかからなくなってしまいます。一般的にオルタネーターの寿命は走行距離で10~15万km、最近では改良が進み、20~30万kmでも使用できるものもありますが、頻繁に走行する車は特に普段から点検するようにしましょう。
ヒューズの断線
車内の電気系統に何らかの原因で過剰な電気が流れてしまうと、電気はつくもののヒューズが断線して部品を過剰な電流から守ってくれます。このヒューズ自体に異常があると電装品が作動しないばかりか、エンジントラブルの原因になってしまいます。車のヒューズは寿命があり、一般的にメーカー推奨は10年とされているため、対処法として古いものを使っている場合は全交換するようにしましょう。
それでもエンジンがかからない時はロードサービスを呼ぶ
上記のような、エンジントラブルが考えられる原因を自分で確認しても、車のエンジンがかからない場合はロードサービスを呼びましょう。中には自分だけでは対処できない原因が車に潜んでいることもあるため、JAFや加入している任意保険のロードサービスに連絡した方がよいでしょう。JAFや代表的な任意保険のロードサービスの連絡先は以下のとおりです。(JAFより下はあいうえお順)
- JAF 0570-00-8139
- あいおいニッセイ同和 0120-024-024
- アクサダイレクト 0120-989-362
- イーデザイン損保 0120-049-095
- AIU保険 0120-30-9016
- SBI損保 0800-2222-581
- セコム損保 0120-210-545
- セゾン自動車火災 0120-00-2466
- ソニー損保 0120-101-789
- 損保ジャパン日本興亜 0120-365-110
- そんぽ24 0120-119-117
- チューリッヒ 0120-860-011
- 東京海上日動 0120-119-110
- 三井住友海上 0120-096-991
- 三井ダイレクト 0120-638-312
エンジントラブルを無くすには?
定期的なメンテナンスをしましょう
車の点検や整備を定期的に受けることで、エンジントラブル回避につながります。さらに、仮にエンジントラブルが発生しても、定期的なメンテナンスはトラブル原因を特定しやすくしてくれます。
このような点検整備は、ディーラーやガソリンスタンドでの無料点検がおすすめです。無料点検ではエンジンオイルの量や劣化状態、バッテリーの寿命などを見てもらうことができます。
ブースターケーブルやジャンプスターターを備えておきましょう
バッテリーが上がってしまっても、ブースターケーブルが用意されていれば、周囲の車に助けてもらうことはできます。ブースターケーブルは持っていない車の方が多いため、万が一のトラブルを考えると、日頃から車に載せておくことで安心できます。
また同様に、バッテリーが上がっても自力での対処が可能となるため、小型バッテリー充電器のジャンプスターターも備えておくとより安心でしょう。
電子キーの電池を備えておきましょう
電子キーの電池は、量販店などで販売されていないものの方が大半なので、もしものエンジントラブルを考え、事前に予備を備えておくと安心できます。また、電子キーが電池切れになった場合でもエンジンをかけられるようにディーラーに確認、または取扱説明書をよく読むようにしましょう。
ロードサービス契約を済ませておくようにしましょう
エンジントラブルが発生しても、JAFや自動車保険のロードサービスに加入していれば、サポートを受けることができます。ロードサービスは、エンジン状態の確認や修理、レッカー移動など行なってくれるため、加入しておくと突然のトラブルでも安心です。
また、加入したロードサービスは連絡先をメモして車の中に保管しておくか、スマホ等に記録しておくと、トラブル時でもスピーディーに救援依頼することができます。
車のメンテンナンスは車検館へ
車検館は
- 24時間いつでも予約OK。約1分で予約完了するから待ちなしラクラク。
- 最短45分で車検が完了。外出ついでに当日車検ができる。
- 無料ドリンクバーやマッサージチェア、キッズコーナーも完備。
などの特徴を持つ車検専門業者です。
しかし、車検館では車検ばかりでなく、メンテナンスメニューも充実しています。
- スーパーグラスコーティング
- 撥水ガラスコーティング
- 撥水洗車
などのボディケア。
ガラスリペアをはじめとしたボディケア。また、
- オイル
- ATF
- タイヤ&ホイール
- バッテリー
などの交換やその他メンテナンス、室内清掃、抗菌、消臭処理なども行なっています。
さらに、「指定・推奨車には指定油を入れる」を基本にオイル交換を行なっています。お使いの車にマッチしたオイルは様々で、愛車にぴったりの商品を選ぶことは案外簡単ではありません。車検館のオイル交換は知識豊富で経験豊かなスタッフによるカウンセリングからスタートし、お客様のご要望を確認しながらお一人お一人、その車種や性能に最適なオイルを提案しています。
このように、車検館では車検や点検だけではなく、日常のメンテナンスメニューも充実しています。「車の調子がなんだかおかしい」このような場合は、車検館を検討されてみてはいかがでしょうか。