車検の予約方法は依頼する車検業者や店舗によって異なり、必ずしも電話予約に対応しているわけではないので注意してください。
ここでは車検の予約方法や業者ごとの特徴、さらに電話で車検を予約する場合に準備しておいた方がいいものなどについて紹介します。
目次
車検の予約はWeb・電話で
車検業者に車検の予約を入れる場合、電話かWEBで予約することがほとんどです。
一昔前は電話予約の割合が高かったのですが、最近ではWEB予約を導入している業者が増えてきました。
業者によって電話とWEB両方で予約を受け付けている場合と、電話かWEBのどちらか1つで予約を受け付けている場合があるので、事前に確認しておくようにしたいです。
ディーラーや大手の車検業者はWEB予約中心に運営していますが、個人経営の店舗や整備工場だとまたWEB予約を導入していないこともあります。
またWEB予約可能な店舗でも当日や翌日など急な日程で予約を入れたい場合は、電話で相談する方が確実です。
車検業者の種類と予約方法
ディーラーからガソリンスタンドまで様々な業者で車検を行っていますが、それぞれどんな予約方法を採用しているのでしょうか。
各業者の車検の特徴と合わせてまとめていきます。
ディーラー車検
ディーラーは新車を中心に扱う自動車の正規販売店で、1つのメーカーと特約を結んでいます。
ディーラーは車の販売だけではなく、車検を中心とした点検や整備も行います。
ディーラーで車を購入すると車検更新時期にお知らせが届くことが多いです。
ディーラーの整備工場はそのメーカーの車について深い知識があるのはもちろん、メーカーからの指導で高い技術力を備えています。
またただ車検に通すだけではない安全にこだわった整備が特徴で、車検前の点検項目が他の業者より多いです。
安心整備と部品交換を正規品で早めに行うこともあり、費用は他の業者より高くなる傾向があります。
電話予約を受け付けているかどうかはどのメーカーのディーラーかによってかわります。
- トヨタ 電話・WEB・アプリで予約
- 日産 原則WEBで予約
- ホンダ 原則WEBで予約
- マツダ 電話・WEBで予約
- スズキ 原則WEBで予約
WEBで予約申し込みをした後も店舗から電話で確認の電話があることが多いです。
車検専門店
車検専門店は名前の通り車検を専門に扱う業者です。
法定点検の点検項目のチェックと必要最低限の部品交換で、1日車検や1時間以内の超スピード車検に対応しています。
ディーラーとは違い法定点検以上の項目をチェックすることはあまりありませんが、その分費用が抑えられるのが特徴です。
どこまで部品交換を行うかなど見積もりの際に相談できる店舗も多く、費用に納得したうえで車検を頼めるでしょう。
車検専門店は多くのチェーンでWEB予約システムを導入していますが、同時に電話予約も受け付けているところがほとんどです。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドは車検業者の中でも特に車検費用が安いのが特徴で、車検を受けるとガソリン代の割引などの特典を付けてくれることもあります。
店舗数も多いので家の近くの店舗を選ぶと納車や引き取りがしやすいでしょう。
ただ整備は法定点検の項目だけなどシンプルで、部品交換も基本的に必要最低限だけ行われます。
また提携工場まで車を持って行って整備をする店舗だと1日車検ができません。
ガソリンスタンドでの車検は電話予約や店舗での予約が主流なイメージがありますが、最近ではWEB予約に対応しているチェーンも増えてきています。
ユーザー車検の予約方法
ここまで店舗で車検をする場合の予約方法について見てきましたが、自分で運輸局へ車を持って行って検査するユーザー車検を考えている方もいるでしょう。
ユーザー車検をするなら必ず事前予約をする必要がありますが、普通自動車か軽自動車かで予約方法が変わります。
軽自動車は電話でも予約できますが、普通自動車はWEB予約だけしかできないので注意してください。
普通自動車の予約方法
普通自動車のユーザー車検は陸運支局で行うことになります。
各陸運支局では電話予約を受け付けておらず、必ず国土交通省が運営する『自動車検査インターネット予約システム』から予約する必要があります。
予約の手順はこちらです。
- 自動車検査インターネット予約システムのアカウント登録をする
- ログインする
- 左サイドのメニューにある『予約』をクリックする
- 必要事項を記入したうえで場所と日時を選択し予約を完了する
登録したアカウントは何度も使えますが、最後に使ってから2年1ヶ月が経過すると失効してしまうので気を付けてください。
また2021年11月にシステムがアップデートされたため、それ以前につくったアカウントは有効期限前でも再登録が必要となっています。
軽自動車の予約方法
軽自動車の場合は軽自動車検査協会でユーザー車検をすることができます。
軽自動車の場合は管轄の事務所に電話すると予約を受け付けてもらえます。
電話予約の受付は平日の8:30から17:00で夜間や土日は対応してもらえないので注意してください。
昼休みの時間は電話が混み合います。
予約の際に有効期限や車両番号等を聞かれるので、車検証を準備するようにしてください。
WEB予約をご希望の場合は『軽自動車検査予約システム』を利用しますが、その手順をみておきましょう。
- 軽自動車検査予約システムのアカウント登録をする
- ログインする
- 左サイドのメニューにある『予約』をクリックする
- 場所と日時を選択してから必要事項を記入し予約を完了する
ユーザー車検のメリットは?費用や必要書類、手続方法を徹底解説!
車検の予約で聞かれることは?
車検業者に電話で予約する際には希望日時以外にもいくつか聞かれることがあるので、電話をかける前に必要な情報を手元に揃えておきましょう。
- 車検を希望する車の車種
- 車検満了日
- 車検証の内容
手元に取扱説明書と車検証があれば慌てなくてすむでしょう。
また車検の際に代車が必要かどうかや、複数の車検メニューがある場合はどれを希望するのかなども聞かれることがあります。
もしオペレーターの方から追加の質問がなくても、もし気になることがあるならこの機会に聞いておいてください。
車検にどれくらいの時間がかかるかやクレジット払いが可能かどうか、利用できるキャンペーンがあるかなど、ある程度質問を考えておくと聞き忘れを防げます。
車検館はわずか1分でネット予約!
車検専門店の車検館は電話予約も受け付けていますが、約1分で完了するネット予約システムも採用しています。
ネットからご予約いただく際はまず車検館の公式サイトより最寄りの店舗のページにアクセスしていただき、『無料見積もりと車検・整備・点検予約はこちら』をクリックしてください。
必要事項を記入し確定いただきましたら、希望日時に予約確定のお電話を差し上げます。
予約なしで直接店舗に来ていただいても対応させていただきますが、特に土日や繁忙期など混み合う時期は事前に予約いただいた方が待ち時間を短縮できます。
当日はまず見積もりをさせていただいたうえで立ち合いで説明を行い、納得いただければそのまま車検に進みます。
車検館は最短45分のスピード車
車検館ですぐ終わるのは予約だけではありません。
最短45分平均90分という超スピード車検を行っています。
車検が終わるまで店舗でのんびりくつろいでいただけるために快適な待合室づくりにこだわり、マッサージチェアや無料ドリンク、それに雑誌などを用意しております。
キッズコーナーもある他、車検中外出したい方のために自転車貸し出しサービスもありますので車検が終わるまでの時間を有効に活用いただけます。
スピード車検ですが国家資格を持つ整備士が確かな技術で対応し、お客様から沢山満足のお声をいただいていてリピート率80%を誇ります。
また車検費用は全額クレジット払いOKです。車検店選びに迷ったらぜひ一度車検館の無料見積もりをご体験ください。
まとめ
車検業者に車検の予約をする場合電話予約も受け付けてもらえることが多いですが、最近ではWEB予約中心に変わってきています。
ネット予約した方限定の特典や割引が用意されていることもあるので、一度お目当ての店舗でWEB予約を受け付けているか確認するようにしてください。
ただ急な日程で予約したいなら店舗に電話をする方がスムーズです。
また電話で予約する場合は車両や車検証の情報を聞かれるので、手元に車検証などを準備しておきましょう。