車検の期間

2021年2月1日

車検シール(ステッカー)の見方、貼り方について

車に当たり前のように貼られている車検シール。身近なものではあるものの、なぜ全ての車に貼られているのかやどんな役割があるのかなど気になったことはないでしょうか。

本記事では、車検シールの必要性や、紛失した場合の対応や上手な貼り方や剥がし方も紹介します。

失くしてしまったという方は一番下の再発行の方法もご参照ください。

車検シール(ステッカー)とは?

車検シールは車のフロントガラスに貼ってある数字が大きく印刷されたステッカーです。一般的に車検シールという愛称が定着していますが、車検標章というのが本来の名称です。

このシールには

  • 車検で車が国が定めた安全基準を満たしていることが確認された
  • このシールに印字されている日まで車検が有効

という2つの意味があります。車検をするたびに新しいものが発行されその都度交換するのが決まりです。

車検シールは二種類

実は普通乗用車と軽自動車の車検シールはデザインが違います。その2種類の車検シールを写真で確認しておきましょう。

まずこちらの青色の背景に黒字で数字が印刷されているタイプが普通乗用車用です。2017年にサイズとデザインが変更されて数字がよりはっきり見えやすくなりました。外から見える面には車検の有効期限が切れる年と月が数字だけで示されていて、内側には文章で車検有効期限が切れる年月日が記載されています。

車検シール

次に黄色の背景に黒字で数字が印刷されているタイプが軽自動車用です。文字のデザインは普通乗用車用と多少異なりますが、印刷されている内容は表面裏面共に普通乗用車の車検シールと同じです。

車検シール

車検シールの役割・必要性

車の所有者は2年ごと(新車の場合は3年目)に車検を受けるのが義務で車検が切れた車は公道を走ることができません。車検シールは車が車検を受けたことと有効期限内であることが外から見てわかる印でもあり、シールが無い場合は車を公道で走らせることはできません。

業者で車検を受けるとシールを貼りかえる所まですべて行ってくれるのが一般的です。ただまれにシールの発行が後日になり、15日間だけ有効な保安基準適合標章が変わりに貼られていることがあります。

その場合後日正式な車検シールが送られてきてから自分で貼り変えないといけなくなります。またユーザー車検でも自分ですることになります。

手間がかかるからといって新しいシールを貼らずにいると、ペナルティ対象になるので注意してください。

車検シールを貼らないと罰金に?

道路運送車両法第66条の条文を見てみましょう。

“自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。”

さらに同じ道路運送車両法の第109条では66条を守らないものには50万円以下の罰金が科されると規定されています。

このことからもわかるように車を公道で走らせるためにはただ車検を受けているだけでなく、きちんと車に車検シールを貼り付けておく必要があると法律で決められています。しかも違反するとかなりの額の罰金を支払わないといけません。

違反点数が加算されたり免停になったりといった行政処分はありません。ですがシールの貼り忘れで十万円単位の罰金を払わないといけないのは厳しいので、必ず貼っておくようにしましょう。

車検シールの見方

車検シールは毎日目にしているものの見方がよくわからないという方もいるかもしれません。車の車内から見える部分ははっきり文章で車検の有効期限がかかれているので分かりやすいですが、問題は外から見える部分ですね。

普通乗用車用にも軽自動車用にも外から見える面には小さい数字と大きい数字があります。この小さく書かれた数字は車検が切れる年で、大きく描かれた数字が車検が切れる月です。年は和暦で表示されています。例えば令和5年の7月3日に車検が切れるなら、小さい数字が5で大きい数字が7です。

年が32や33の車検ステッカーを見かけたらそれは平成32年や33年の意味で、実際には令和2年や3年のことになります。

車検シールの貼り方と貼る場所

車検シールは知らないと裏表印刷された1枚のシールに見えるかもしれませんが、実は裏面と表面は別々のシールです。車のフロントガラスに貼る前にまず2枚のシールを1枚に貼り合わせる必要があります。初めてだとこの手順にとまどうこともあるかもしれません。

車検シールは台紙の右側に外から見える面のシールが、左側に車の内側にくる面のシールが配置されています。そしてこの2枚のシールを次の手順で1枚に貼り合わせます。

  1. 車の内側にくる面のシールの右半分を台紙から剥がす
  2. 台紙を真ん中で山折りにしながら右側にある外から見える面のシールにぴったり重なるように貼り付ける
  3. 台紙を引き抜くように車の内側にくる面のシールの左半分も台紙からはがし完全に外から見える面のシールに貼り付ける

これで車検シールは完成ですが、フロントガラスのどの部分に貼ればいいのでしょうか。一般的にはバックミラーの裏側、フロントガラスの上部中央に貼られることが多いです。

ただ絶対ここに貼らないといけない決まりはなく、フロントガラスの一番上の付け根のラインに沿った場所ならどこに貼っても構いません。ただ必ず車の内側から貼るようにします。

フロントガラスの上部にスモークが入っている場合は色の付いた分部に貼ってしまうと外から見えにくくなってしまうので、スモークが切れるラインに合わせて透明なエリアに貼るようにしてください。

<補足>車検シールの剥がし方

車検シールを貼る前にまず古いシールを外さないといけません。ただ2年間ずっと同じ場所に貼り付けてあったシールなのでなかなかきれいに剝がれない可能性があります。ここでは簡単に車検シールの剥がし方も紹介しましょう。

きれいに剝がすポイントは剥がす前にシールをふやかすことです。中性洗剤を直接シールに塗ったり濡れティッシュを車検シールの上にのせた後、さらにラップをかぶせてしばらくそのままにしておきます。

たいていはこれできれいに剥がれますが、もしシールの一部が残ってしまったらガラス用のスクレーパーを使うようにしてください。ガラスに残った水気や洗剤は新しいシールを張る前にしっかり拭き取っておくようにします。

車検シールを紛失したら?再発行は可能?

もし新しい車検シールを貼る前に紛失したり貼るのに失敗したりしたら相当焦るでしょう。でもそんな場合は車検シールを再発行してもらえば大丈夫です。シールを紛失したことに対する罰則はないので安心してください。

車検シールの再発行の方法・手続き

車検シールの再発行は普通乗用車と軽自動車で窓口が所が異なるので注意してください。

  • 普通乗用車の場合 → 運輸局や運輸支局
  • 軽自動車の場合 → 軽自動車検査協会

普通乗用車でも軽自動車でも窓口で必要書類を提出し手数料を支払うだけで手続き完了です。ただ車検ステッカーがない状態で車は動かせないので、自家用車以外の交通手段で窓口まで行く必要があります。

手数料はどちらも300円で印紙で支払うことになっています。必要書類については次の項で詳しく説明します。

車検シールの再発行に必要な書類

車検シールの再発行に必要な書類も普通乗用車と軽自動車で若干違います。

まずは普通乗用車の車検シール再発行に必要な書類から見ていきましょう。

  • 車検証(必ず原本)
  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 車検シール(汚れや貼り間違いで手元に車検シールが残っている場合)
  • 紛失届(紛失して手元にない場合)

申請書と手数料納付書は手続きの当日窓口でもらいます。手数料納付書には手数料300円分の印紙を添付します。紛失届も現地でもらえるので紛失した理由を記載して提出してください。

また書類には捺印する箇所があるので印鑑も持って行くようにしましょう。

次に軽自動車の車検シール再発行に必要な書類です。

  • 車検証(必ず原本)
  • 検査標章再交付申請書
  • 車検シール(汚れや貼り間違いで手元に車検シールが残っている場合)

検査標章再交付申請書は現地でももらえますが軽自動車検査協会のHPからダウンロードも可能です。現地で記入する場合は印鑑も忘れないようにしてください。

まとめ

日常生活の中で何気なく目にしている車検シールですが、車検を受けた安全な車だと証明するためのとても重要なステッカーです。もしシールを貼らずに公道を運転すると高額な罰金を科されることになります。

車検に出すと車検シールも貼りかえてもらえることが多いですが、自分で貼らないといけない場合もあるので気を付けましょう。貼り方や剥がし方はこの記事で紹介した方法を参考にしてください。

もしなくしたり汚れたりした場合はすぐに再発行してもらうようにしましょう。再発行の手続きは簡単で、書類がすべてそろっていればその場で発行してもらえることが多いです。

無料見積もりのご予約はコチラ

関連おすすめ記事