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2021年4月1日

車検時のフォグランプにおける5つの点検項目とは?注意点も解説

車検のシーズンが近づいてきました。車検に向けての準備を進めている方も多いと思います。
車検の予約や費用、安くて安心できる工場を探したりと、色々と手間がかかるはずです。

車好きな人の中には、店舗や整備士に頼らずに自分でメンテナンスやチューニングを行う人も多いと思います。
特に、手軽に交換できるヘッドライトやフォグランプを、お気に入りのランプに交換している人も多いはずです。

  • 「自分でライトを交換したのはいいけど、これって車検に対応するのかな?」
  • 「ヘッドライトの基準はなんとなく知ってるけど、フォグランプの基準ってどうなの?」

この記事では、フォグランプの車検でチェックされる5つの項目と、3つの注意点と対策についてご紹介いたします。

そもそもフォグランプとは?

フォグランプは霧灯(むとう)とも呼ばれ、雨や霧などで視界が悪い時にヘッドライトの補助で使用するためのライトです。

通常、夜間ではヘッドライトを使用して走行しますが、雨や霧、雪などが降っているときにヘッドライトを照らすと、雨や霧などに反射してしまい逆に見え辛くなります。

ヘッドライトだけでは視界を確保できない対策として、ヘッドライトより照射角を狭くしたフォグライトを照らすことにより、悪天時でも視界を良好にする、これがフォグライトの役割になります。

車検でチェックされるフォグランプの項目とは?

車検でチェックされるフォグランプの項目は、以下の5つです。

点検項目1.色

フォグライトの色は、白か黄色(淡黄色)の必要があります。片方は白、もう片方は黄色といった左右でバラバラなのはNGとなります。自動車の後方についているリアフォグライトに関しては、赤色のみ審査対象となります。

また、色だけではなく、「見え方」も重要です。ライトには「ケルビン数」という「色温度」の高さを示す数値があり、ケルビン数が高くなると、寒色が増して青白く見えます。

極端にケルビン数が高いと青白くなってしまい車検に通りません。白いフォグランプを検討するのであれば、6,000ケルビン以下に交換するのがおすすめです。

点検項目2.明るさ

2006年以前までは、フォグランプの明るさは「10,000カンデラ以下であること」が基準でした。しかし、2006年以降は明るさの基準が廃止され、明る過ぎて審査に通らないといった事は基本的には無くなりました。

明るさの基準は無くなったものの、近年ではライトのLED化が進み「眩しすぎる」といった声も多いと思われます。フォグライトを明るすぎるものに交換して、ほかの車両の運転を妨げるといったデメリットがある場合は、明るさが原因で車検が通らないといったこともあり得ますので注意しましょう。

点検項目3.個数

フロントフォグランプの取り付け個数には基準がありませんが、同時に3つ以上点灯してしまうと車検に通りません。4つフォグライトを装着して全て点灯はNGですが、2つだけ点灯を切り替えできるのであれば問題ありません。

リアフォグランプに関しては2つ以下の取り付けが可能です。リアフォグランプについては、必要ではない限り個数を増やすといったことは避けましょう。

点検項目4.取り付ける位置

フォグランプの取り付け位置は明確に決められています。

  • 「照明部上縁の高さが地上0.8m以下」
  • 「下縁の高さが地上0.25m以上」
  • 「照明部の最外縁は車の最外側から0.4m以内」

一方、リアフォグランプは

  • 照明部上縁の高さが地上1m以下
  • 下縁の高さが地上0.25m以上」
  • 制動灯の照明部から0.1m以上離れている位置

上記のような位置基準を設けられております。フロント・リア共に、初めから装着されている位置から動かさなければ、基本的には問題ないので、自分でフォグランプをカスタマイズする場合は、上記の基準に満たされているかしっかり確認した上で行うようにしましょう。

点検項目5.光軸とカットライン

光軸は「光の方向」、カットラインは「光が当たる部分と当たらない部分の境目」のことを指します。

ヘッドライト同様、フォグライトにも上記2点はチェック項目に当たります。極端に光軸がずれていたり、カットラインがぶれてしまっていると車検に通らないので、自分で適当に調節は厳禁です。フォグランプの光軸やカットラインが何かおかしいと感じる場合は、整備士がいる工場や店舗でのチェックをおすすめします。

フォグランプは取り外しても車検はできる?

フォグランプは必ず装着しなければいけないパーツではないため、フォグランプを取り外した状態でも車検を通すことは可能です。

ただし、フォグランプ本体が付いているのにもかかわらず点灯しなかったり、左右あるうちの片方だけを取り外しはNGです。故障等で点灯しないのであれば、両方とも車体から取り出す、あるいは修理や交換が必要です。ライトの電球が切れて点灯しないのであれば、新しいライトに交換して左右とも点灯する状態で車検を受けましょう。

フォグランプに関する車検の注意点

社外の車検非対応フォグランプ

カー用品店などで販売しているフォグランプのパッケージには「車検対応」と記載されているフォグランプが多いです。
ですが、一部のホームセンターや百貨店等で販売されているフォグランプには、車検対応といった記載がないものも存在します。

車検を受けることを考えると、多少費用が掛かっても信頼できるメーカーの「車検対応」と記載のあるフォグランプを購入することをおすすめします。

同じケルビン数でも、異なるメーカーで装着するのはおすすめしません。左右とも同じメーカーで統一し、光量や色の違いが生じないようにしましょう。

白と黄色を混ぜたタンプを使用する

フォグランプは白か黄色のランプであればOKですが、白と黄色を混ぜるのはNGです。もともと白のフォグランプを装着していた車に、黄色のフォグランプに交換はOKです。

ヘッドライトの場合は平成18年1月1日以降の車は、黄色のヘッドライトを装着しての車検は通りませんでした。しかしフォグランプの場合は年式問わず黄色のライトは認められています。白なら白、黄色なら黄色と決めて、左右とも揃えて使用することを推奨します。

フォグランプの交換方法について

自分でフォグランプを交換する場合は、フロントバンパー下部にあるフロントフェンダーカバーを取り外し、またはめくる必要があります。フェンダーカバーはクリップやネジで固定されていることが多いので、ドライバーやクリップ外しなどの工具で取り外します。すべて取り切らなくても、手が入るのであれば多少残っていてもOKです。

カバーをめくると、フォグライト本体の背中部分にライトが繋がっているカプラー(配線)があるので、カプラーをライトから引き抜いてから、フォグライトを交換します。

まとめ

車検を受ける前にフォグランプについて以下を抑えておきましょう。

  • 「フォグライトは白と黄色を混ぜずに、どちらかに統一する」
  • 「フォグライト本体が故障しているのであれば、取り外したほうが早い」
  • 「不安であれば自分でメンテナンスは控えて、店舗や工場で依頼する」

フォグライトの点検は、店舗や工場によりますが無料でチェックできます。
安心できる整備士さんに対応してもらい、車検に備えていきましょう!

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