車検を受ける際、ディーラーにお願いすると技術は確かですが、費用が高くなりがちです。
しかし、自分で車を点検・整備し、運輸支局に持ち込むユーザー車検は手間がかかります。
車検を受けるには、ディーラー車検やユーザー車検のほかに、カー用品店や車検専門店に依頼する方法もあります。
今回はディーラー車検よりも費用を抑えられ、ユーザー車検のような手間もない、オートバックス車検の特徴を解説します。
また、料金の目安や車検当日の流れ、口コミも紹介しているので利用時の参考にしてください。
目次
オートバックス車検の7つの特徴
オートバックス車検は実績数や対応の速さ、補償・サービスの手厚さといった、7つの特徴があります。
車検実績が豊富
オートバックスは全国で500万台もの車検実績があります。
車の整備も、3,700人以上の自動車整備士・1,600人以上の自動車検査員が担当しているので、技術面の不安はありません。
大切な車の整備も車検も、安心して任せられます。
ハイブリッドカーにも対応
ハイブリッドカーは設備の複雑さから、カー用品店では車検対応してないケースもあります。
しかし、オートバックスでは、ハイブリッドカーの車検にも対応しています。
普段からオートバックスを利用しているなら、ほかで車検依頼をする必要もなく、利用しやすいでしょう。
車検日数が短い
オートバックスの車検は、基本的に即日完了します。
数日車を預けることになれば、その間、自分の車が使えず不便を感じるでしょう。
こうした不便を感じることなく、車検を受けられるのがオートバックス車検の魅力です。
整備補償期間が長い
オートバックスでは整備に関する補償期間が長く、12か月または走行距離2万kmまでの、いずれか短いほうが適用されます。
多くのお店では、6か月または走行距離1万kmといった補償期間にしていますが、オートバックスは期間を長く取っているので、もしものときも安心です。
3種類の修理・交換補償が付帯
オートバックスで車検を受けると、以下の特典が1年間無料で付いてきます。
- パンク時のタイヤ交換(3万円まで/お客様負担1,000円)
- 窓ガラスの修理・交換(3万円まで/お客様負担1,000円)
- バンパーキズの修理・交換(2万円まで/お客様負担3,000円)
自己負担額はあるものの、車検から1年以内にパンクした場合、1,000円でタイヤ交換してもらえるなら格安です。
代車を借りられる
車検期間が短く済むオートバックス車検ですが、必要なら代車を借りることもできます。
店舗により有料・無料の違いはありますが、代車が必要な場合はあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
カー用品が豊富
オートバックスはカー用品を数多く扱っているため、整備時の部品交換でも選択肢が豊富です。
純正部品にこだわらないのであれば、車検時にかかる費用を抑えられるでしょう。
オートバックス車検の費用
オートバックス車検でかかる費用を、表にまとめると以下のようになります。
輸入車や車の状態によっては変動するため、実際に車検を受ける際は事前に見積もりを取って確認しましょう。
|
オートバックス車検 |
車検館 |
軽自動車 |
基本点検整備料 10,450円~ 検査・申請代行料 6,480円~ 合計 16,930円~ |
車検基本料 7,700円 検査料 11,000円 合計 18,700円 |
小型車(1.0t以下) |
基本点検整備料 15,180円~ 検査・申請代行料 6,480円~ 合計 21,660円~ |
車検基本料 9,900円 検査料 11,000円 合計 20,900円 |
中型車(~1.5t以下) |
基本点検整備料 16,980円~ 検査・申請代行料 6,480円~ 合計 23,460円~ |
車検基本料 12,100円 検査料 11,000円 合計 23,100円 |
大型車(~2.0t以下) |
基本点検整備料 18,780円~ 検査・申請代行料 6,480円~ 合計 25,260円~ |
車検基本料 14,300円 検査料 11,000円 合計 25,300円 |
また、車検費用のうち、自賠責保険料・自動車重量税・印紙代は法定費用として一律で定められています。
どこで車検を受けても変わりません。
2年自家用車の場合 |
自賠責保険料(24か月) |
自動車重量税 |
印紙代 |
軽自動車 |
19,730円 |
6,600円 |
1,800円 |
小型車(1.0t以下) |
20,010円 |
16,400円 |
1,800円 |
中型車(~1.5t以下) |
20,010円 |
24,600円 |
1,800円 |
大型車(~2.0t以下) |
20,010円 |
32,800円 |
1,800円 |
オートバックス車検の流れ
ここからは、見積もりから当日車を持ち込み、車検を終えて引き渡されるまでの流れを紹介します。
車検見積もりを取るタイミングを決める
車検見積もりを取る時期は、余裕を持って点検整備を終えられるよう、車検満了日の2か月前を目安にします。
見積もりでは車の状態を見て、車検に合格できるよう、部品交換すべき箇所がないかを確認します。
新しい車であれば、部品交換の必要がなく車検直前でも問題ないかもしれません。
しかし、車の年式や走行距離によっては部品交換が必要となり、車検合格できる状態にするまで時間がかかることもあるでしょう。
交換部品が取り寄せ品となれば、見積もり後すぐに依頼しても、車検満了日までに整備完了しない恐れもあります。
車検満了日までに整備完了し、車検合格できるよう、見積もりは満了日の2か月前を目処に取りましょう。
当日の流れ
車検見積もりを取った後、車検依頼する場合の流れを説明します。
Webまたは電話で申し込む
オートバックスの車検は、Webまたは電話から申し込みできます。
特にWebでの申し込みは、24時間いつでも受け付けており、空き状況を確認しながら予約可能です。
車で店舗へ来店する
当日、車検に出す車で予約した店舗に行きましょう。
レジまたはサービスカウンターで車検に来た旨を伝えると、案内してもらえます。
見積もりを作成
車を入庫し、点検実施のうえ見積書が作成されます。
了承なく整備されて料金の支払いを求められることはないので、見積もり内容を確認したうえで、必要な整備を依頼しましょう。
車検整備内容を決定
提示された見積もりから整備内容を決定します。
車検時の必須項目以外は、予算・都合に合わせて選べます。
整備・検査を実施
決定した整備内容をもとに、オートバックスのスタッフが整備。
その後の検査は、国家資格を持った整備士または自動車検査員が対応します。
車の引き渡し
終了完了したら、検査内容や今後のメンテナンスについて説明を受け、車の引き渡しとなります。
オートバックス車検時に必要なもの
オートバックスで車検を受ける際は、以下のものを用意しておきましょう。
- 自動車検査証
車検証は通常、車のグローブボックスに入れていることが多いと思われますが、忘れずに確認しておきましょう。
車検証は通常、車のグローブボックスに入れていることが多いと思われますが、忘れずに確認しておきましょう。
- 自動車納税証明書
自動車納税証明書は、毎年5月頃に郵送されてきます。
普通自動車の納税確認は、オンラインでもできますが、納税状況はすぐに反映されません。
反映まで2週間程度かかるため、納税してすぐ車検を受けるのであれば、自動車納税証明書を提示しましょう。
また、軽自動車はオンラインでの納税確認に対応していないため、自動車納税証明書の提示が必要です。
- 自動車損害賠償保険証明書(自賠責保険証)
自賠責保険が車検の有効期間をカバーしている必要があるため、車検当日に保険切れにならないか、自賠責保険証を確認しておきます。
自分自身で自賠責保険に加入した場合は、保険期間が完了した、古いほうの自賠責保険証も用意しておきましょう。
- 車検証使用者名義の認印
- ロックナットアダプター
ロックナットアダプターは、ホイール盗難防止のロックナットを取り付けている場合に必要です。専用アダプターでなければ、ホイール脱着ができず車検に支障をきたします。
オートバックス車検を利用した人の口コミ
オートバックス車検を利用した人の口コミでは、内容が良心的で信頼できるといった声が寄せられています。
ここは、作業風景が、待合室から見ることもできるので、どんな作業をしてくれているのか、よく分かります。
値段も当初の見積もりどおりで、想定内。
もっと安くて良心的な業者もあるのかもしれないですが、ずっとディーラーにぼったくりされていたので、そこをやめてからは、20年以上、スーパーオートバックスにお願いしています。
作業風景が見えるのは、車を預けている側として安心できるポイントです。
見積もり通りの金額で、高い料金を請求される印象もなく、安心して利用できるようです。
見積もり時も、車検時も常にスタッフみなさんがとても良心的で安心して点検をお願いできました。
車検後のフォロー体制もしっかりしていると思います。
今後も車の事はお願いしたいと思います。
スタッフの親切さは、接客教育が行き届いている証といえます。
車検後の補償もあるため、フォロー体制の手厚さも評価されている部分です。
よくある質問
オートバックス車検について、気になるポイントを2点、解説します。
オートバックスの車検時に車のカスタマイズは可能か
車検と一緒に、欲しいパーツの取り付けも依頼して一緒に精算できます
また、オートバックスでは車検適合した作業のみ対応しているので、カスタマイズが原因で次回以降の車検に通らなくなる心配もありません。
カスタマイズ後の車検も、安心して依頼できます。
ユーザー車検との違いは何か
ユーザー車検はオーナー自身で運輸支局や整備工場に車を持ち込み、車検を通す方法です。
車検の手続きを代行してもらう手数料や事前の整備費用を安くできるメリットがあるものの、平日昼間しか対応できないデメリットもあります。
また、点検整備にも専門知識や技術、手間を要し、別途法定24か月点検も実施しなければなりません。
一方、オートバックス車検では曜日に関係なく車検見積もりから点検整備、車検まで対応しています。
Webや電話で簡単に予約できるので、利用しやすいでしょう。
車検のことなら早い、安い、信頼の車検館へ
車検なら全店が指定整備工場となっている、車検館もおすすめです。
整備工場へ持ち込んでの車検となるため、代行手数料は不要。必要な整備と車検代のみで、車検が受けられます。
車検スピードも速く、車を持ち込んだ当日中に乗って帰れるのも魅力。
キッズコーナーも完備しており、お子さま連れでも利用しやすい環境が整っています。
見積もりも無料となっており、Webでも見積もりシミュレーションが可能。
整備内容も車検合格に必須となるものと、後日整備で問題ないものと説明が受けられ、安心です。
車検後の6か月点検も無料で受けられ、アフターフォローも充実しています。
12か月法定点検や自動車保険も取り扱っており、カーライフに必要な点検整備も手続きも、丸ごと頼れる存在です。