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2021年3月2日

車検の代車は無料?利用時の注意事項や事前予約について

毎日通勤などで車を使っている方は車検時に代車を借りることを考えているかもしれません。車検が終わるまで代わりの車を貸してもらえるので、車検中も通常通りの日常生活が遅れます。代車はどんな車検業者でも無料で借りられるというイメージがあるかもしれませんが、最近では事情が少し変わってきています。代車を借りる予定なら見積もりの時から代車を含む料金を比較しておく必要があります。そこで、本記事では

  • 車検の代車サービスとは何か
  • 代車を借りるための費用
  • 代車を利用する時のマナーや注意事項

について説明していきます。

車検の代車サービスとは?

代車というのは読んで字のごとく「代わりの車」です。代車サービスとは車検に出している間、代わりの車を貸してもらえるサービスのことになります。週末たまにしか車を使わないという方だと車検で数日間車を業者に預けることで不便に感じることは少ないでしょう。ただ通勤通学に車を使っていたり、車がないと買い物に行くのも大変だったりする場合はやはり車検の間車が使えなくなると困ります。代車があると車検中も普段と変わらない生活が送れるので便利です。

代車の利用料金は無料?

代車が便利なサービスであることは確かですが、これから車検をする方が気になるのは代車の費用でしょう。ただでさえ車検の費用は高いのにその上代車の費用までかかるとなると負担が増してしまいます。

無料で利用できるケースが多い

代車は無料で利用できる場合が多いです。特にディーラーで車検をする場合はまず車検とは別に代車の費用を請求されることはないでしょう。ディーラー以外の整備工場や車検専門店、それにガソリンスタンドでも無料で借りられることが多いです。ただ最近では代車を借りる顧客側のマナーの低下が問題化し、代車を有料にしたり用意していなかったりする業者が少しずつ増えてきています。

チェーン店でも店舗によって代車が無料だったり有料だったりと対応が分かれているケースもあります。また代車がそもそもなかったり、代車の代わりにレンタカーを借りるというシステムを採用している業者も増えてきました。
このように車検業者によって代車の運用がかなり変わります。見積もりを取る時点で代車を借りるかどうか決め、それを伝えたうえでどのような対応になるのか、料金はどうなるのか確認しておきたいです。

ガソリン代は有料?

代車が無料で借りられる場合もガソリン代はドライバーが自分で負担します。また代車を返す時には自分が使った分のガソリンを補充しておくのがマナーです。レンタカーと違い車検の代車の場合貸し出しの時に、あえてガソリンを満タンにしていないことがあります。これは返却の時にガソリンを補充しない人がいた時の損失を抑えるための措置なのでやむを得ません。
最初にどれくらいガソリンが入っていたか把握していないと補充の時に困るので、代車を借りたらまずガソリンの量を確認しておくようにしましょう。

事故時の修理代について

代車でもし事故を起こしてしまった場合、基本的に修理代は車検業者ではなく事故を起こした本人が支払うことになります。
代車として貸し出す車には自動車保険が掛けられているはずですが、事故で保険を使ってしまうと翌年の保険料は値上がりします。車検業者にとって代車はあくまで好意で行っているサービスなので、管理費が上がるのは避けたいと考えるのが当然です。
車を所有している方は自動車保険に加入していると思いますが、その保険には臨時代替自動車特約という代車で事故を起こした時の補償も規定されているはずです。事故の時はこの特約に従って自分で代車を修理することになるります。

代車を借りる前に知っておくべきこと

代車にはいくつかの暗黙のルールや決まりがあります。ここでは代車を借りる前に知っておいた方がいいことをまとめました。

代車を利用できる期間

代車を利用できるのは車検で車に預けている期間です。車検を受ける前や車検が終わってから延長して借り続けることはできません。車検中に車の不備が見つかり整備の日数が伸びた場合も車検終了までそのまま問題なく使い続けられることがほとんどです。代車が1か月以上必要という場合は期限や料金などを別途交渉することになりますが、故障ならともかく車検ではあまり考えられないケースです。

代車の車種・グレード

ディーラーで車検をする場合代車のグレードは自分の車に合わせてもらえることが多いです。まれにセールス目的だったり同グレードの代車が残っていなかったりして高級車を提供してもらえることもあるようです。ただまれなケースなので期待はしないでおきましょう。
車検業者によっては代車は一律で軽自動車だったり古い車だったりすることもあります。代車はあくまで自分の車の車検が終わるまでの代わりなので、車種やグレードにはこだわらない方がいいでしょう。

車内での喫煙可否

最近では代車の車内は禁煙とされていることが多いです。車内禁煙と知らずにタバコを吸ってしまうと後々トラブルになってしまうかもしれないので、事前に喫煙可否を確認しておく方が安心です。
ディーラーの場合は禁煙の代車と喫煙可能な代車を両方所有していることもあります。どうしても車内でタバコを吸いたいという方は見積もりの段階から代車で喫煙可能かどうかいくつかの業者にきいておくようにしたいです。

代車の借り方は?事前予約は必要か?

代車の借り方は業者によって多少の違いがあるかもしれないものの、当日いきなり頼むのではなく事前に伝えておくのが基本です。業者が運用している代車の数は決まっていて、希望者の数だけ無限に増やせるものではありません。当日いきなり代車が欲しいと言っても代車が残っていないと借りられません。代車を借りるまでの手順をまとめるとこうなります。

  • 見積もりを取る時に代車サービスがあるかどうか確認
  • 代車の費用を含めた見積金額を比較する
  • 車検の予約をする時に代車希望と伝える

ネット予約できる業者の場合、予約画面に代車を希望するかどうか選択する項目があることが多いですし、そうでなければ電話で伝えるようにしましょう。

当日車検なら代車いらず!

代車を借りられるのは確かにありがたいです。ただ傷をつけたり事故をしてしまったりした時のことを考えると不安、いつもの車と違う車種だと運転が心配という方もいるのではないでしょうか。そんな時は当日車検をしてくれる業者を選ぶのもおすすめです。当日車検は文字通り車を預けたその日に車検が終わるので代車を借りなくても困らないことが多いです。当日車検をしているのは車検専門店が多く、車検費用も抑えられる傾向があります。

「車検館」なら最短45分の当日車検

私たち車検館は当日車検、しかも最短45分で終わるスピード車検を行っています。1時間以内に終わるので車検が終わるまで店内でお待ちになるお客さんも多く、快適な待合室を用意しています。
また早い、安い、だけでなく国家資格を持つ整備士による説明など品質の面にも力を入れており、高りリピート率を誇っております。
見積もり・車検予約共に公式HPより承っております。日常的に車をご利用で、できれば1日でも車検で車を預けたくないという方はぜひ一度、お問合せください

まとめ

車検に場合代車の料金を請求されることはまだ少ないものの、有料で提供している業者が徐々に増えてきています。
車検中も車がないと困るという方は、代車サービスを借りる前提で業者の見積金額を比較したいです。また代車を借りる場合は予約の段階から伝えておくようにし、マナーを守ったうえで利用しましょう。
毎日車は必要なものの代車に抵抗があるという方は、当日車検ができる業者を探してみてください。車検館なら当日どころか最短で1時間以内の車検も可能です。

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